Good day mate!!
オーストラリア在住、元サッカー日本代表、田代有三です。
今回の投稿で第3回目となります。
1、2回目は僕の幼少期と小学生時代。そしてサッカーをはじめたきっかけやJリーグ開幕について書かせて頂きました。よかったら読んで下さい。
プロサッカー選手を引退後、オーストラリアで何してる?
今回は前回の続きでは無く、現在何をしているかについて書いていこうと思っています。
これ、本当によく聞かれます。そうですよね、サッカー引退して何してるの?!むしろどこに住んでいるかもほとんどの方が知らないし、興味もないかもしれませんが。
少なくともこのブログを読んで頂いていると言う事は、少しでも興味を持って頂いていると勝手ながら思わせて頂きます。
読んで頂いている方には正直に今の状況をお伝えして行きたいと思っています。
まずは、今まで応援して頂いた方々、そして僕のサッカー人生に関わった全ての方、本当にありがとうございました。
お世話になったにも関わらず、現状報告をまだ出来ていない方も多くいます。この場を借りてお礼をいわせて頂きます。ありがとうございました。
どこに住んでいるの?!
このブログを読んで頂いている方はもう理解して頂いていると思いますが、そうです。田代有三、オーストラリアに住んでいます。

オーストラリアの面積は日本の面積のおよそ20倍!それに対して人口は日本に比べて約6分の1しかいません。
日本みたいな大都市はありませんが非常に暮らしやすいCityばかりです。
僕はオーストラリアのNew South Walesという地域に住んでいます。このNew South Walesの1番の都市は皆さんご存知であろう、Sydneyです。
そのSydneyから車で1時間半程、南に下った所にあるWollongong(ウロンゴング)というCityに住んでいます。ウーロンゴンと言ったりウロンゴンと言ったり日本語で言うとどれが正解かは未だに謎です。

WollongongはNew South Walesの中で人口が3番目の都市です。
オーストラリア全体では10番目の都市のようです。
という訳で、オーストラリアのウロンゴンと言う都市に住んでおります。
ウロンゴンは海と山に囲まれた自然あふれる綺麗な都市です。ビーチは数えきれない程あり、多くのサーファー達がサーフィンを楽しんでいます。
ウロンゴンについても後々詳しく書いていこうとは思っています。
プロサッカー選手引退、そして・・・
さて本題に入りますが、サッカー引退して何してるかって?

選手は引退しました。もうお分かりだと思いますが、そうです。
コーチをしています。オーストラリアでコーチと言うと監督をさすので、こっちの言い方で言うとアシスタントコーチです。
日本で言うトップチームのコーチですね。
前所属チームのWollongong Wolvesと言うチームのアシスタントコーチをしています。
真剣にゲームを観ていますねー。

こんな感じでオーストラリア2部ともなるとなかなか緩いです笑
いやぁ人生わからないもんですね。コーチになるなんて半年前の僕には想像も出来ませんでした。
コーチになった理由
ここ、オーストラリアで何故コーチをする事となったのか。
そこには2つの大きな理由があります。
1つ目は、なんといっても英語の為です。

これは本当に苦労しています。
人に伝える事の難しさを毎日感じながらコーチしています。
言いたい事を伝えれない。
こんなに悔しい事ないですよね。英語環境に自分の身を置く事は大事だなと思い引き受けました。
もちろん英語は本当に少ししか話せません。
監督が話しているミーティングの内容も全体で半分程しか理解出来てません。
そんなんで大丈夫?って思うかもしれませんが、何とかなってます。
2つ目はWollongong Wolves への恩返しの為です。

恩返しというほど大きな事はできていませんが、現役中とにかくお世話になったこのチームの為に、何か僕に出来る事がないかとずっと考えていました。
セカンドキャリアを始めるにあたっても、何かWolvesに携わる事が出来ないかと考えた時、最初に思いついたのはWollongong Wolvesのアンバサダーになる事でした。
まずは、オーナーであるToryに相談すると、アンバサダーとしての活動内容も何も決まっていないにも関わらず、Yuzoがやりたいのであれば、もちろんいいよ!と快諾してくれたのです。
その後、話はトントン拍子に進み、GM、監督にも話が伝わったところで、
現監督のLukeが”Yuzoアシスタントコーチになってくれないか?”とお願いされ、引き受ける事にしました。
このような理由でアシスタントコーチにはなりました。
実は引き受けた時、英語が半分程しかわからない僕は、たまにトップチームのトレーニングをみる程度の軽い感じのものだと思い、It’s OK!!と返すと彼はとても喜んでいました。
すると翌日、Lukeは練習日程を送ってきました。あれ?なんか様子がおかしいぞ??と思っていると、
「これがトップのスケジュールだから」とのメッセージ。あれ?
これガチコーチじゃない?!?!
と薄々感じながらLuke(監督)とのミーティングにいくと、あらやっぱり。
Welcome backと監督から言われ。覚悟を決めましたよね。笑
早速だけど、週末のゲーム来れる?と言われ、、それから早4ヶ月が経ち、もうシーズンも折り返しに入りました。
監督のLukeです。
彼はオーストラリア代表として10年間100試合ほど出場しておりキャリアのほとんどをヨーロッパでプレーしており選手としての経験は豊富です。
年齢も僕の1つ上で歳も近くいい関係でやらせてもらっています。去年、Wolvesで一緒にプレーし同じタイミングで引退しました。
僕のコーチとしての理念もいつか綴ってもいきたいですね。
てな感じで今はアシスタントコーチをしています。
でも、自分の中では、今年しかコーチはしないと決めています。
なので、サッカーの現場に立つのも、もしかしたら今年で最後かもしれません。
他にも挑戦してみたい事はありますからね。
しかし、選手、そしてコーチとしても経験できているので本当に良かったです。
この残り数ヶ月、海外でコーチをできる事を楽しんでいい経験へと変えていきたいと思っています。
それでは。
See you soon!!