Good day mate!!
オーストラリア在住。元サッカー日本代表、田代有三です。
サッカーの話については今回はお休みにします。
今回はオーストラリアの大学について。僕が通っていた
オーストラリア Wollongong(ウロンゴング)大学 語学学校
Wollongong(ウロンゴング)大学の語学学校についてです。
まずはウロンゴングの場所は大都市であるシドニーの南、約100キロ。
車や電車でシドニーから約1時間半ってところです。
ほどよく都会、ほどよく田舎でかなりオススメです。
こっちでは語学学校の事をカレッジといい、大学の事はユニといいます。ユニバーシティの略です。
僕は2017年の2月から約10ヶ月間語学学校に通いました。
オーストラリア 語学学校 レベル分けテスト
ウロンゴング大学の語学学校に通うと、まず初日にテストをします。
スピーキングと筆記テストです。その結果をもとにクラス分けをします。
スピーキングは、1人ずつ筆記テストを受けている間に呼ばれるのですが1人あたり約3−5分って感じだったと思います。
僕の時はテストが始まって30分くらいで呼ばれて個室でオーストラリア人先生とスピーキングのテストでした。基本的には本当に簡単な自己紹介と簡単な質問をされる程度でした。
約1ヶ月前にオーストラリアに来ていた事もあり、今までに質問されたような事をされたので質問もだいたい分かりました。
他の生徒はだいたい18歳から20歳だったのに僕はその時すでに34歳。テストをした先生とも年齢が近くて子供の話をして盛り上がったのを覚えています。笑
なんでこの歳で来てるの?って思われたかもです。
筆記テストはというと。。。
本当にほとんどが分かりませんでした。確かマークシートだったので全部勘でやっていました。
筆記テストの時間は確か3時間程の予定
だったのですが!!
急にサイレンが鳴りだし避難命令。あれれ?避難訓練?
って思っていたらどうやら本当に火事がどこかで起きたみたいで訳も分からず避難させられました。
もちろん日本人の先生もいませんし、誰にも何も聞けず、何が起こっているのか全くわからない。
広場みたいな場所に避難させられて1時間後くらいでしょうか。
今日はテスト中止になりましたー!っと先生方に伝えられ、明日の集合場所と時間を言われました。
また明日テストかぁ!と思いながら初日を終えました。
次の日にその集合場所に行くと、すでにクラス分けがされていました。
絶対昨日のテストでわかるわけないやろ。。。さすがオーストラリア!笑
そして自分のクラスはES3。スピーキングで盛り上がってしまったせいでES3にいってしまいました。
英語を勉強してる人にとっては簡単なレベルなのですが、僕は本当に英語の勉強をしてこなかったのでかなり大変でした。。。
筆記テストは火事のせいで採点されていませんでした。
ES1かES2のレベルが妥当でした。
この時はクラスを変えれる事を知らなかったのですが、クラスの変更は可能です。
自分に合ったクラスが絶対にいいと思います。
さて、それでは火事の原因は一体何だったのか?後で分かったことなのですが、テスト後に行われる歓迎イベントのBBQ準備中、その火が建物にうつり火事になりかけていたそうです。
もちろんBBQも中止でした。
オーストラリア 語学学校 クラスの種類
ここで語学学校のクラスについて説明したいと思います。
基本的には ES1-ES5 モジュール(Module)1-モジュール3
そしてそのままオーストラリアの大学に進学したい生徒は
ファウンデーションとディプロマコースに進んで行く感じになります。もちろん最初からこのコースに行けるパターンもあります。
語学留学で来ている日本人の生徒たちはほとんどがESクラスにいきます。
ES1が初級でレベルが上がるにつれてES5の方にいきます。
6週間が1ターム(期間)となっており、テストに合格すると1つ上のクラスにいく事ができます。
ESは基本的な文法や単語も習うのですが日本人が苦手としているスピーキングを重視しているコースでした。ES4やES5になると他国の生徒はほとんどいませんでした。
時期によっては他国の生徒が英語を学びに来て短期でES4-5に入ってきますがは基本は日本人ばかりでした。
それは何故かというとES3からES4に昇格する際にモジュール1にも行く事ができます。
大学に進学する為に来た生徒はモジュールに進みます。他国で語学学校にきている生徒はほとんどが大学に進学する為にきています。なのでES4には進みません。
モジュールも1-3にレベルアップしていきます。
モジュールでは文章のフォーマルな書き方カジュアルな書き方などを学んだり専門的なボキャブラリーを増やして行くような授業、そしてプレゼンテーションの仕方について学んでいきます。
モジュールではESに比べてスピーキングで先生とやり取りする事は減ります。
モジュールは大学に進学する為の基礎を習う感じです。もちろん語学留学で来ていてもライティングを伸ばしたいと言う生徒はこのコースにも進めます。
続いてはファウンデーションコース。
このコースは完全に大学進学準備コースです。
このコースは基本8ヶ月から1年のコースです。
このコースに進む為にはある程度の英語能力が必要とされます。
IELTS5.5~6.0となっています。結構なレベルです。
なので英語を得意としていない生徒は語学学校に行き、そこからこのコースに進む事になります。
最後にディプロマコース
このコースに入ると大学の授業を受ける事になりますのでかなりの語学力が必要とされます。
進む学部によってこのコースに行けないパターンもあります。
ディプロマコースでもファウンデーションコースと同じくIELTS5.5~6.0が必要です。
メリットは大学1年生と同じ扱いになるのでこのコースを卒業するとそのまま大学2年生に編入できます。
なのでファウンデーションコースに進むより1年早く卒業出来る事になり学費も1年分うきます。
しかーし!!
ここに無理矢理入ってしまうとかなりキツい思いをしている生徒も多いようですので自分の英語力との相談が必要になります。
オーストラリアの大学は入学は簡単だが卒業するのはかなり大変です。
卒業できないのであれば1年学校に通うのも延びるのでその分の学費ももちろん必要になってきます。
なのでかなりの覚悟を持ってディプロマコースに進むべきでしょう。
このコースも基本は8ヶ月から1年です。
語学学校に最初に入り、モジュール3のテストをクリアするとファウンデーションコースとディプロマコースを選べるので慎重に選んだ方がいいですね。
僕の場合はES3→ES4→モジュール1→モジュール2→ES5と進みました。
ここまで文書ばかりでわかりずらかった思いますので簡単に
留学生 ES1→ES2→ES3→ES4→ES5 (ES4に上がる際、モジュールにも進めます)
↓
大学進学 モジュール1→モジュール2→モジュール3→ファウンデーションコースorディプロマコース
この他にも交換留学の生徒などはESと大学の授業を行き来するパターンもあります。
オーストラリア ウロンゴングで日本人留学生達と
クラスの仲間
正直始めは全然分からない事ばかりでしたが、最後はなんとか先生の言っている事は分かるようにはなってきました。
しかし日常会話をスムーズにするにはほど遠いレベルです。
語学学校に行ったからといって喋れるようになる訳ではないです。
次回はWollongong大学の施設についてでも載せてみます。
See you soon!